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Blackberry Bold in ジャカルタ [BlackBerry Bold]

この前、ちょっとジャカルタに行ってきました。そこでの雑感です。


1. BlackBerry(以下、BB)の普及率が高い。
私が今まで日本国内で見かけたBBの総数を上回る数のBBを、ジャカルタの1日で見た、という印象です。
みんな使っているんですよ、ほんと。人混みで、私とかぶったメールの着信音が何回も聞こえて戸惑いました。日本での私の行動圏内では、私専用着信音だったのですけど・・。
iPhoneは?という感じですが、彼らのイメージは、BB>iPhoneのようで、マーケット戦略の勝利っぽいです。何でもセレブにBBを配って良いイメージを作り上げたとか、維持管理コストはBBの方が安いとか。・・・日本と真逆ですな。


2. ソーシャル機能が活用されている。
で、結構多くの人間がBBでFacebookをやっているんです。私はmixiやケータイのSNSはやらないのですが、ここまで普及していると、確かに一つのインフラとして使えますね。Facebook上でメールや写真の共有をする方が操作系がクローズドな分だけ楽ですから。実名登録で探しやすいし・・・でも日本では駄目だろうなぁ。私の知り合いはほとんどいませんでした(^^; 
同様に、人が使っているのを見て、Blackberry Messengerの便利さもわかりました。以前、docomoページでRIMの方が宣伝していましたが、回りがみんな使っていれば、確かに便利。・・・でも日本では駄目だろうなぁ。私の知り合いには一人もいませんし。(^^;


※シムフリー版9800の魅力になんとか打ち勝ちました。面白そうなんですけどね~。なんとか、本妻BBに趣味の世界を持ち込まないように節制しております。(^^ゞ
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BlackBerryにようやく導入したアプリ(電卓編) [BlackBerry Bold]

最近、App Worldの有償アプリが購入できるようになったので、ちょっと真面目に探し始めました。

私がBlackberryBoldに欲しかったアプリは、次のようなものでした。
 1.横断検索可能なデータベース
 2.辞書(英語・和英・国語・漢字)
 3.単語カード
 4.数式電卓

現在鋭意導入中ですが、残念ながら、1.はDBViewerに期待して破れたました。横断検索で、メール・スケジュール・メモと一緒に検索できたら便利だと思うのですがねぇ。ちなみにPalm機ではJFILEで出来たことなんですが・・、残念。

で、今回のご紹介は、4.の数式電卓で、私が導入したのはgCalcPro Graphing Calculator です。

昔のシャープのポケコン使いとして、数式通りに入力できる、さらに計算後も入力した式の編集ができる、という電卓が欲しかったのです。今回、ようやく gCalcPro Graphing Calculator を見つけました。7ドル、約600円。決して安くはありませんし、本来のウリであるグラフ描画機能は必要ないのですけど、これ以外の数式編集電卓を見つけられなかったのです。評価としては、ギリギリ合格点というところです。

アプリの外見は極めてシンプル。
こんな感じで、入力していきます。
Capture19_51_56b.jpg

エンターキーで答えがでます。カーソルを上げると、以前の数式データを再編集できます。
Capture19_53_37b.jpg

このアプリも、グラフ機能をまったく使わない人間にレビューされたくないでしょうが・・(^^; いちおう、こんなグラフが簡単にできるようです。
Capture20_58_21c.jpg

今のところ、私の使い方で気になるのは、以下の点です。
・8ケタ以上は、指数表示になる。
私としては、10億までは下で述べるようなカンマ区切りで表示してほしかったのですが・・。
・7ケタ以内の答えでも、カンマ区切りにできない。
まぁ、科学用なら要らないでしょうが・・・。
・フォントが小さい。見にくい。せっかくの画面の大半を無駄にしています。
もちろん、グラフ表示の事情もありますが。

以上、難癖はすべて、本来の使い方をしていない、私の事情によるものです。
そのため、簡単な計算をしたい、という時でも、BlackBerryではなく、引き出しを空けてシャープのプログラム電卓に手が伸びますね。つまり、外での緊急避難用としては、それなりに使える、といったところでしょうか。
実際に関数バリバリ、グラフ表示が欲しい!という方には、別の評価があると思います。

※ちなみに、もしこれを欲しいなぁというかたで、いずれ紹介したいと思っている単語カードアプリにも興味がある方は、お得パック「gWhizPro Bundle」がお奨めです。9ドルでお安いです。

(以上)
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これまでのBlackBerry Bold [BlackBerry Bold]

更新を控えていた間に、私のBlackberry環境でおきた変化を簡単にご紹介します。

1. Pocket Informantその後
私の常用は、Pocket Informantです。以前述べた時差ボケのバグもこの春にVer.2.1で解決し、さしたる不具合もなく、めでたく運用中です。ただ、Roco Calというライバルが出現し、使用頻度は多少落ちてきました。

2. Database Viewer Plusその後
9000時代に、レジストしましたが、結局使いませんでした。一覧性も軽快さカスタマイズも今ひとつ、データ管理も面倒とあっては・・・。そのままエクセルで管理した方が良いかなぁ。幸い、BlackBerry App Worldの有料ソフトも買えるようになったし、もう少し探してみましょう。

3. Roco Calの台頭
ご存じ、月表示できる予定表です。予定が簡単に確認でき、標準予定表との連携も良く、カスタマイズが自由で、なによりショートカット起動(R)ができるのが良い!便利なソフトありがとうございます

4. Navitimeの改良
9000時代から使用率の高いNavitimeが、9700対応バージョン1.1で、改善されました。経路検索すると、結果のページで、経路候補一覧と4つの経路候補、合計5ページがタブで区切って表示されます。以前のバージョンでは、カーソルを移動しすぎると、再検索のページに戻ってしまい、また通信からやりなおしになり、地下鉄の停車駅中の検索などで困ったものです。現バージョンでは再検索に戻ることがなくなり、ホッとしました。

5. 鉄板のテーマ
9000時代の愛用した Hulksters Blackberry Bold Themesのリンクが復活し、9700用のフリーテーマが使えるようになったので、快適になりました。新着メールと最新予定がちょうど良いバランスで一覧できるものもあるし、これらは決定版といっても良いのではないでしょうか。ただ、視覚効果の関係か、ちょっと重たくなった気が・・・。
7アイコン、4メール、4予定のヤツです  


密かに期待していた、iPhoneのドコモからの発売が潰えた今、ぐらつかず、本妻BBBと長く付き合うことにしましょう。
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BlackBerry Bold 9700に機種変しました。 [BlackBerry Bold]

blackberrybold9700c.jpgBBB9000を使用して13ヶ月。思うところあって9700に機種変更しました。20000円払う価値はあった、というのが2週間使った私の感想です。そこらの事情を、9000との比較をまじえてお話しします。


■変わって良かった点。
1. 小型化のメリットは思ったより大型。
 数値的には微妙な小型化ですが、感覚的にははっきり便利になりました。後述の作りの良さもあって、多少の違いでも、日常使いだとメリットは大きいと思います。

2. 造りがしっとり。
愛機Xシリーズにも通じますが、なんとなく製品としての造りが良くなったような・・・。これは感覚的な話ですし、比較する前機種9000が1年間の使用後でガタがきたせいかもしれません。でも、例えば裏蓋の取り付けは、最初から9000は若干のギシギシ感があったのですが、9700はスムースな開閉で気持ちよいです。日常の気持ちよさの積み重ねに、嬉しいです。

3. GPSの性能が良くなった。
 いままでGoogleMapで現在位置測定してNGだった場所(電車の中とか建物の中)でも、OKになることが多くなりました。GPSユニットが小型高性能化したのでしょうか。こうなると、GPS機能って結構おもしろいですね。

4. 数字キーが見やすい
9000の数字キー、赤色で見にくくありませんでしたか?9700は白いフォントになって、見やすさアップです。密かな大きなメリットです。

5. メモリを気にしなくて良いのはイイ。
9000では、アプリメモリが10MBを下回ることが多かったのですが、9700は90MB近くあるので、精神衛生上、とても楽です。でも、直接のメリットを感じたことはないんですけどね(^^;



■変わって微妙な点
6. スピーカーがステレオからモノラルへ
あの美しい9000のステレオ着信音が、モノラルになっちゃいました。でも、思い起こせば、設定時以外でしみじみ聞くことはないんですよね。通常は聞き入る前に、急いで対応しますし。ということで、今のところ、大したデメリットではありませんでした。

7.画面がちっちゃ!
これも慣れれば違いないかな。相変わらず綺麗な液晶です。逆に、解像度が上がった恩恵もあまり感じません。画面小型化と解像度アップで、うまく相殺させているのかもしれませんね。

8.OSが4から5に変わった
う~ん、あまりメリットは感じられませんね。縁の下の力持ちとして、いろいろな改善に一役買っているかもしれないので、あしざまにはいえませんが。フォント位ではねえ。
そういえば、9000でのプロファイル切り替え(9700ではサウンド)のショートカットキー「F」が使えなくなったのは、なにげに不便です。サウンド・・S/O/U/N/Dのアルファベットが、すべて他の機能のショートカットキーに使われているから、というアホな理由だったらいやだな。


■変わって「うーん」
9. BlackBerry本体をディスクとして扱えない。
9000では、マスストレージ設定にすると、本体とメディアカード、2つのディスクドライブがパソコンから使えたじゃないですか。9700では、メディアカードだけがパソコンから認識され、BB本体は、隠されます。
着信音や文書・画像ファイルなどを本体に自由にコピーできていたのに、不便な変更です。まあ、BBのファイルアプリで操作できることが判ったので良いですが、最初は戸惑いました。
これはOSのせいかもしれませんね。アプリの許可制など、セキュリティに厳しくなったようですから。

10. トラックボールがトラックパッドへ。
この操作性にはまだ慣れません。たまに反応が遅かったり、上下に動かしているつもりが、左右の切り替えにいってしまったり(NAVITIMEでの操作など)、多少戸惑っています。私としてはトラックボールの方が良かったです。

11. ミニUSBからマイクロUSBへ
今までのケーブルが使えないのは、う~ん。Xperiaさんのおかげて市販品も少しはあるし、私の場合、かつてのWillcomのZERO3シリーズの遺産が使えるのですが、なんと今までのAC-USBアダプターだと充電できない、という落とし穴が・・・。


まあ、こんなところですかね。要は、こんな点に納得がいけば、機種変更も面白いですよ、ということです。
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Blackberry Bold にJFILEはないのか? [BlackBerry Bold]

ちなみに、JFILEというのは、かつて勇名をはせたPDA、PALM機で愛用していた、データベースビューアーです。

で、これがBlackberryBold(以下BBB)見つからないんですよね~(^^ゞ。

私は、BBBで、次のようなことをしたいのです。
 (a)エクセルで管理している最大300件位のデータベース数個をPDAで見たい
 (b)横断検索で、カレンダーやメモなどと一緒に検索したい
 (c)きびきび動いて欲しい。

ということなのです。Palm機でのJfileの印象があまりに強かったので、その後を追いかけているわけです。でも、同じようなアプリが無いんですよね~。いっそエクセルファイルを見ることにしようかとも思ったのですが、いちおう、DBViewerなるものを見つけたので、試してみました。(下はPlusの画面写真)

Database_Viewer.gif


DBViewerには、普通の「DBViewer」とBB側で編集できる「DBViewerPlus」があります。
まずはお試し版の「DBViewerPlus」を導入しました。

導入には、
1.パソコン側とBBB側にそれぞれアプリをインストールします。
2.パソコン側でエクセルやアクセスなどのファイルを読み込みます。
3.USBケーブルで接続し、同期します。

・・・まあ、詳しい話は、このページを見てください。

現在の感想としては、「工夫すれば使えないことはない」、です。すなわち、
 (a)の閲覧性はOK
 (b)横断検索はできない。それどころかこのアプリ内での検索性が悪い
 (c)それなりにきびきび?

操作に少し癖があって、特に検索の操作性が悪いのが気になります。検索して該当のレコードが複数見つかったとき、次から次へと渡り歩けないんです。
あと、細かい話だと、文字の色を決めさせてくれ~(文字色は白。背景を暗くせざるを得ない)
一覧画面で、コラム長さを、列ごとに変えられたら、より便利なのに~。

・・てなところです。検索性以外は、まあ慣れればすむ話なんですが・・。ん~、まだ慣れていないからかもしれませんので、もう少し使って、Plusを買うか、閲覧のみの標準を買うかを考えます。

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「博士の異常な鼎談」のすすめ [テレビ]

現在の、私の一押しの番組を紹介させてください。
その名も「博士の異常な鼎談」です。

水道橋博士のブログの写真を頂きました。ここのブログも、今なら「なるほどな~」ですが、初めて見ると、その姿勢に軽く驚くかもしれませんよ。「芸人」を見直します



地域限定ですみません、東京MXかテレビ神奈川で放送中の、マイナーなるがゆえの超おもしろい対談情報番組、です。世間のことで面白いことを知りたいが、自分の情報も偏りがちだし、新聞も十年一日、テレビも同じような番組ばっか、ネットも玉石混淆だし、と思っている方に最適です。

これは、お笑いトークではなく、浅草キッドの水道橋博士が、評論家の宮崎哲弥をパートナーに、あくの強いゲストを迎えて、癖のあるテーマについて語り合う30分番組です。ここの面白さは、ゲストの個性とテーマの中にあるので、30分が短く感じます。

論より証拠、最近のゲストとテーマをごらんください。

・武田邦彦(中部大学教授)『地球温暖化問題の真実』
・宇多丸(ミュージシャン、DJ)『サブカル40年史&映画のウラ』
・苫米地英人(脳機能学者)『脳機能学者苫米地英人名言集』
・東国原英夫 『東国原劇場の舞台裏、知事までの歩み、その他』
・清田益章(脱・超能力者) 『「スプーン曲げ」エスパー清田くんの真実』
・外岡立人(医学博士、元小樽市保健所長)『新型インフルエンザの真実 』
・西村博之(元2ちゃんねる管理人)『元管理人が語る2ちゃんねるのウラ』


ね、面白そうでしょう?大体、2週にわたって取り上げられます。毎回、どんなテーマだろう、と楽しみにするのは、久しぶりの感覚です。

「よく知らん人だし、テーマも堅そうでつまらなそう」と感じた方、違うんですって。多くのゲストは頭が良くて、情熱がありながら、微妙に一般人と違うヘンなところがあり、そこが下手なお笑いより面白いのですよ。また、水道橋博士が、これが良い意味で真面目、しっかりと知識を仕入れてから、ゲストに熱く共感したり、懐疑的にイジッたり、自らボケたりするのです。さすが年季の入った芸人は違いますね。そこを評論家の宮崎哲弥が本業を忘れてあきれたりツッコんだり。

まあ、私が変に語るより、百聞は一見にしかず、東京MXかテレビ神奈川の圏内の人は、是非ご一覧ください。そうじゃ無い人は・・すみません(^^ゞ 。 ただ、ローカルとは言え、首都圏なので、注目している人も多く、YouTube上で見ることができます。ぜひぜひ・・。



<補足1>
ちなみに、今週は、Twitterについて。水道橋博士が、ゲストの津田氏以上に、その魅力を熱く語っていました。こんだけTwitterについて直球で語った番組は、まだ珍しいんじゃないでしょうか? 私はTwitterのことを「セカンドライフみたいな作りものブームだろう」と感じていたのですが、彼がここまで言うのなら、それなりの意義があるのだろう、と思わせる内容でした。紹介されていた本を、買ってみようと思います。

その後の補足※一読しました。テレビでは昨年3月にNHKBSで、8月にテレビ東京で、紹介されて広がったそうです。で、とりあえず登録しちゃいました。

<補足2>
さらにちなみに、前々回は、ゲストの宇田丸(私はこの人は知りませんでした。)のサブカルチャー紹介と映画論でしたが、この映画論が楽しい楽しい。そのWebサイト(ライムスター宇田丸のウィークエンドシャッフル)をお気に入りに登録した程です。皆さんも、是非このサイトの、例えばアマルフィ-女神の報酬- の評論を聞いてみてください。彼の価値観ながら終始一貫していて、一聴の価値があります。
「お奨めです!」

<補足3>
なお、この趣味のマイナー嗜好性をもうすこしソフトになると、「タモリ倶楽部」になります。浅草キッド繋がりでもあります。これも私のお気に入り番組です。

<補足4>
さらに、タモリ繋がりで、嗜好性を地形高低差に特化し、毒を完全に中和してNHK優等生的にすると、「ブラタモリ」となるわけで、これもそれなりに面白いです。

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パナソニックのリコール代替品が来た! [家電]

パナソニック(松下)が116万台の電気カーペットのリコールをしました。以下、当事者(?)のコメントです。


■ウチは関係ないだろ・・・あっ、あった!
我が家の現役94年製のホットカーペットが、まさにリコール対象製品でした。すでにカバーはボロボロになっており、「今年買い換えようか、でも粗大ゴミに出すのが面倒だなぁ」なんて言っていた矢先の珍事です。もっとも、対象製品数116万件といえば、日本の5000万世帯では50件の家庭に1件の割合で問題のカーペットがある(あった)わけですから、我が家にあるのもあながち不思議ではありません。

 3畳敷きで、モデルはADC35Aクラスと表記されています。この箱で旧品を送り返すわけです3畳タイプのカバーはこんな感じ。万人受けする模様が来ました。良いと思います。でも、カタログには全く同じ模様は無いんですよね。特注品かな?他の人はどうなんでしょうかね。

で、キッチリ一週間後に到着しました。コントローラーだけでなく、ヒーター部分だけでもなく、カバー込みのフルセット交換をするとは、広告効果も兼ねるとは言え、お大尽ですな~。おかげさまで、毛が抜けて畳のようになったカバーから、ふかふかの新カバーに替わり、寝そべって感触の快感にひたっております。性能はほぼ昔通り。少しは進化しているかと思いましたが、それ相応の物でした(^^;

Webでの申し込みから到着まで、連絡は一切ありませんでした。数万件の申し込みが殺到するから仕方ないのでしょう。無確認だと、何人か、不届き者もでそうですけど・・。


■パナソニック品質は他社より落ちるのか?
さて、本件で、「さすが松下パナソニック」という声と、「あの松下が」という声が両方聞こえます。もっとも、我が家のようにリコール対象の所有者は、「ラッキー」が主流のようですが(^^; そんな中で、少数派ながら「パナソニックはけしからん」という声が少しあるのが気になりました。

発火の原因は温度コントローラーのリレー接点回路。当該製品には寿命を延ばすために接点の溶着を防ぐ回路が内蔵されていたが、何度も開閉を重ねることにより金属粉が回路内部に堆積、湿気の影響を受けてショートし、焼損したものという。当該製品には温度ヒューズが搭載されているものの、回路部とは離れているためヒューズは動作しなかったという (impress 家電watchより)

おそらく、個々の部品について、10年近くの耐久性を事前に確認するのは、至難の業のはずです。さらに、116万件のうち8件の事故でこのような処置をとることは、パナソニックだからこそ、と思えます。ですから、今回の件で、パナソニック商品を敬遠し、他のメーカー製品に走ることは、逆に危険な気がします。


■マンションの偽装強度問題ってありましたね
ここで、思い起こすのは、2005年のヒューザー・姉歯マンション耐震強度偽装問題です。当時、ある地方自治体が、問題の姉歯マンションに住んでいた住人を、行政が借り上げた住居に集団で引っ越しさせたことがありました。それについて、知り合いの建築士のコメントが、印象的でした。

『引越先の古い建物は、当時の建築基準法に則って建てられているので、順法ではあるが、現在の耐震基準からすれば貧弱きわまりない。むしろ、最新の建築基準法には違反している姉歯マンションの方が地震には強い。つまり、行政は、違法な危険マンションから、順法ながらさらに危険な建物へ引越しをさせたのさ。建築士仲間で話題になったもんだよ』

これはこれで行政の問題の典型例ではありますが、今回のクレームに通じるものもありそうです。すなわち、クレームが表面化したパナソニックの問題カーペットより、クレームを表面化させない一部の格安メーカーの製品のほうが、さらに危険な可能性が高い、と思うのです。おそらく、格安メーカーに松下の品質基準を適用したら、もっとボロボロとクレームが出てくるはずです。問題の古いカーペットのスイッチを切るより、そうした一部の最新カーペットのスイッチを切った方が良いかもしれません。

「格安メーカーの製品については消費者もそのようなリスクは暗黙に承知している。今回は、あのパナソニックだから残念だし許せないのだ」という考えもなんとなくあるようですが、それは表に出てきませんし、出すべきものでもありません。なぜなら、このようなダブルスタンダードは、今回のような「安全」が問題の場合は、適切ではないからです。

※パナソニックの例えに、犯罪的に悪質なヒューザー姉歯を使って、パナソニックの方には申し訳ありません。比べること自体が間違いのレベルですが、私の言いたいことは判っていただけると思います。


■製造品質は落ちたのか?
同様に「松下の品質管理は、昔と比べて落ちた」というのも少し違うと思います。おそらく、昔は、同様な事例でも、今回のように表面化しなかったのではないでしょうか?

背景には、近年、社会通念としての安全基準が、極めて厳格化してきたことがあると思います。リスクを許さない(ノーリスク!)概念が、一般化してきたようです。食について騒がれたことが最初かな?最近の品質問題は、時代の基準の変化に、品質管理がついて行かなかった、という一面があるのは間違いないと思います。

つまり、昔の品質が格別に優れていたとは思えないのです。昔の品質に現在の品質基準を適用したら、もっとボロボロとクレームが出てきたはずです。昔の建物に、現在の耐震基準を適用したら、多くが違法建築になってしまうように。

もちろん、品質(安全率)が実際に落ちている側面もあるでしょう。なぜなら、松下は、そこまで品質基準を考えない海外メーカーと、コスト競争をしなければならないからです。それぞれの部品に、従来のような潤沢なコストはかけられない、製造拠点もおそらく日本から離れてしまった、でも、品質基準は上げねばならない、これは大変ですね~。

でも、全体的に見れば、おそらく、クレーム増加率ほど品質レベルは落ちてはいないと思います。最近、トヨタがクレーム問題で騒がれていますが、これも半分くらいは同様の背景があると思います。(政治問題もありそうですが)


■がんばれパナソニック!
今回の経験を踏まえ、我が家では、今後、このような製品については、パナソニックを優先して購入することになるでしょう。パナソニック松下のイメージ戦略に乗せられている感もありますが、あえて乗せられるのも良しと思えます。


以上、我が家は伝統的なソニー信者で、ライバルの松下(パナソニック)はアンチ派だったのですが、最近はテレビ、空気清浄機と、パナソニックづいていおりまして、ちょっと弁護してみました。
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ナノイー空気清浄機 F-VXE60の印象 [家電]

前回、この機種の文句だけを書いた気がするので、改めて、印象を書いておきます。

大魔神ザク様がお怒りだぁ

私は他社機との比較ができません。また、加湿空気清浄機も初めてなので、前機種との比較もできません。
また、まだ花粉のシーズンではないし、ハウスダストに悩んだ経験もないので、空気清浄機能のメリットは、あまり実感できません。
それ故、はっきりわかる音の問題など、欠点の指摘が中心になるのをご容赦ください。


(1)音!
通常運転(青ランプ)時も、音の大小変化があり、大きいときには、扇風機を強めに回した位の音量で、気になります。テレビで騒がしい番組ならまだ無視できますが、静かな番組の時は、静音にきりかえます。本来は、もっと広~い部屋への設置が良いのかもしれません。

静音運転だと、静かになりますが、そうなると気になるのは、加湿器への水の補給音とおぼしき、ゴボゴボッと水が落ちる(泡がたつ)音です。眠りが浅いときには起きそうな、他の人がこのことについてあまりコメントしないのが不思議な程、大きい音です。ですから、この音は、個体差や、加湿器給水ユニットの組み込み具合のせいかもしれません。

複雑な機構なので、かたかた音の一因かもしれません。例えば、寝るときに加湿器の回転の音がカタッ・・カタッ・・カタッと、しばらく続き、朝には音がしなくなっていたことがありました。ユニット掃除後、しばらくキュルキュル鳴るときもあります。

我が家では、居間と寝室の場所移動をするので、加湿の可動部分の据わりが悪かった可能性もあります。場所を固定して稼働させたら、何の問題もないのかもしれません。いずれにせよ、品質の多少のばらつきはあるようです。

あと、吸い込み&吐き出し口が可動メカで動くのは見ていて楽しいですが、静かな寝室ですと、動作モーター音が若干します。気になる人もいるのではないでしょうか?私は、夜にFAXが来たのかと思ったことがありました。(紙送りの音に似ていたので)


(2)ナノイーイオン?
仏壇へのお経か、サプリメントみたいですね。何となく効いている気もしますが、実は効果の程はよく分からない、でも止めるとなにか良くないことが起きるかも、みたいな。
ま、心理的効果も効果の一つでしょうから、その意味では良いんじゃないでしょうか?。これは他社、例えばシャープのイオンでも同じでしょう。


(3)空気清浄機能
空気中を漂うホコリを、ぐんぐん吸い寄せるかと思いましたが、全然その気配がないんですよ。吸入口の近くのホコリしか捕集できないようです。しかし、フィルターにそれなりに綿ゴミが付着していることから、吸い込みは着実におこなっているようです。どうやら、空気の対流を作り出して循環させ、代わる代わる新しい空気を吸入口に持ってくるようにしているのでしょうか。

ただ、ちょっとパタパタするとすぐ真っ赤になってお怒りになることから、目に見えないホコリや匂い粒子は、ぐんぐん吸い取っている可能性もあります。

花粉対応は、現時点では良くわかりません。これからのお楽しみです。


(4)加湿機能
それなり、という感じです。加湿機能は、暖房している居間で機能させています。晴れた日、室温20度位だと、我が家の居間は、湿度20~30%程です。それを加湿すると、2時間ほどで40%以上に上がります。上がるスピードはゆっくりですが、タンクの水は着実に減っています。環境にもよりますが、6時間ほどで空になる位です。これだけ消費してくれれば、十分でしょう。これ以上だと、過剰な加湿でカビが生えかねませんしね。

逆に、冬の寝室ですと、8時間加湿しても、1割ほどしか水が減らないこともありました。前回述べたように、寒い環境では冬でも湿度は十分に確保されているからでしょう。

あと驚いたのは、加湿すると冷えるんです。揮発式の宿命、気化熱を奪うからですが、夏場の水やりにはともかく、冬ではねぇ~。初日は風邪を引きかけましたよ。今では寝室では加湿を止めているので、問題無いですが。

結局、前回申しましたように、我が家の寝室に加湿機能は不要、なんですね。冬は寒いなりに湿度があって加湿は要らないし冷やしたくないし、夏は多湿で不要だし、なにより給水の音がうるさいしね。


ね、でかいでしょう?横のAX3900が可愛く見えます(5)この機種を選んだ理由?
シャープと比べると、置き場所をあまり選ばないイメージがあり、ダイキンはメンテが面倒かなぁと。あくまでフィーリングなので、実はどれでも良かったのですが、他の方には「インフルエンザ対策」が効果的だったようです。少なくともプラシーボ効果はあるでしょうから反対はしませんでした(^^ゞ。どれも同じようにでかいですしね。

(6)その他
給水タンクの扱いにくさは天下一品です。小さいお子さんやおばあさんには辛いと思います。あと、図体がでかいのは、かなりマイナス。あと2回りは小さくならないと、一般家庭ではまずいだろと思います。我が家では今でも、寝室と居間の往復をしていますが、結構面倒です。毎日の移動はあまりお勧めしません。

(7)総論
ホコリアレルギーや花粉症の方があるご家庭は、それなりの効果があれば、購入すべき製品だと思います。

しかし、そのような症状がある方がおらず、抗菌信仰や、インフルエンザ撲滅信仰がない家庭には、ここまでの大きさは、不要だと思います。昔から日本人は清浄機無しで立派に暮らしてきたんだし。もし、見えない安心感を得るだけなら、もっとコンパクトな空気清浄機を、部屋の片隅に目立たずにおいておけば良いでしょう。

以上、結局悪口しか書いていないようですみません。見えない機能がウリなので、仕方ないかと思います。本内容は、特にイオン関係の空気清浄機に当てはまることです。ソニー信者だから、松下(今はパナソニック)にきつくあたってる、ということはありませんので、誤解無きようお願いします(^^;

後日談・・・


AX3900のDLNAクライアント機能を試す(語学学習) [AV]

前回の出張で、貧困な英語力を再度痛感し、英会話学習熱が復活しました。禁煙と同じで、通算何回目の学習熱だよ、というツッコミも承知の上です(^_^;) で、良い機会だと、AX3900経由で、語学ファイルのDLNA音楽再生を試してみました。でも、結局は素直にX301で再生するほうが良い、ということになりそうです。

AX3900パソコン画面.jpg


(1)きっかけ
昨年は、私はヒアリング&ボキャブラリー増強に絞り、ウォークマンが活躍しました。でも、英語の交渉では立ち往生することもしばしばでした。聞き取れる語彙は確かに増えましたが、会話で運用できる表現は少ないままだったからです。そこで、今年はスピーキングを重点にしました。

そこで、音読、それもシャドーイングをテーマにしました。今まで買い込んだ英会話教材もシャドーイングで総復習できるし、スピーキングの必須言い回しも身につきそうですしね。

幸い、購入した英語教材のCDの多くはX301(一部Walkman)に入っています。ですからXアプリの入っているX301やX200sで再生すればOKなのですが、せっかくですから、AX3900のシステムで気分良くシャドーイングすることを試してみました。


(2)AX3900のネットワークオーディオ再生機能
AX3900には、DLNAクライアント機能があるようで、ネット上のパソコンの音楽ファイル、我が家の場合はX301内の音楽ファイル、すなわちXアプリに登録してある楽曲が再生できます。

コントロールの仕方は、パソコン画面上で行う方法と、TV画面にて行う方法の2通りがあります。でも、どちらも少し使いづらいです(^^; 動作がすこしモッサリですし、最小限のコントロールしかできないので(プレイリスト再生や一部の複数曲のリピート再生ができない)など、操作が若干面倒なんです。しかし、満員電車内ではないので、十分許容内ではあります。

パソコン側だと、WebでAX3900のIPアドレスに行くと、コントロール画面がでてきます。(一番上の写真) 他の入力機器だと、それに応じて画面内容が変わります。そこら辺は、きちんとできています。

TV画面だと、下のような再生情報となります。一部、ジャケット写真まで表示されるんですね~。でも殺風景ですけど。あと、最低限の動作をリモコンで操作できます。(写真下)
AX3900 net.jpg



(3)おまけ1:iPod直接接続
実は昨年、iPod Touchを入手したときに舞い上がって、AX3900の純正iPod接続ケーブルを購入しておりました。でも、結局BlackBerryBoldを使用することになり、お蔵入りしていましたが、これ幸いと使用してみました。

結果は・・・X301からの再生とほぼ同様でした。パソコン画面も、TV画面も、操作性も、全部ほぼ同様です。う~ん、iPod接続ケーブルは必要なかったんですね~(^^; 下はパソコン操作画面ですが、同じでしょう?
AX3900 iPod.jpg



(4)おまけ2:PS3
PS3にもDLNAクライアント機能があるので、X301の音楽ファイルのみならず、動画ファイルも再生できます。上と同様、X301の語学ファイルを再生してみました。できることは、ほぼ同様ですが、PS3の方が、動作ははるかにテキパキです。画面も綺麗です。(下の写真なんて、地球がバックですよ!)
PS3 DLNA.jpg

でも、いちいちPS3をつけるのも、なにか面倒です。


(5)結論
語学ファイルは、X301での再生がメインになりそうです。気が向いたらWalkmanか、AX3900かを使い分けます。
結局無難な選択になりましたが、まず、パソコンだけが一番反応がキビキビしています。それに、DLNA経由だと、トラック順ではなく、アルファベット順に語学ファイルが並ぶのが不思議かつ不便です。念願の雄大なスピーカーシステムを使うと、逆に、家庭内でも、恥ずかしい&いい迷惑というのも、ちょっと気が引けます(^^;)

もっとも、語学ファイルは仕方ないですが、いずれ普通の音楽ファイルをDLNAで音楽を再生することになるでしょう。CDより楽ですし。そのための準備を今の内にしておきましょうかね~。たとえば、CDからの録音も、もはやWALKMAN用に圧縮するのではなく、ロスレスでおこなうとかね。いまの圧縮率だと、AX3900のシステムでさえ、圧縮音源のチープ感が少し漂います。

その前にスピーカーを買い換えたいのですが・・予算が・・・。


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加湿器 in 冬の寝室 ? [家電]

F-VXE60です。昨年導入しました。シャープのプラズマクラスターと迷いましたが・・・・冬の寒い寝室には、加湿器は、どうやら不要らしいです。


え~と、拙宅には、加湿空気清浄機パナソニックF-VXE60があります。ナノイーイオンを放出して消臭、フィルターで空気清浄、加湿器で湿度を快適に保つ、というもので、この冬にやってきました。

インフルエンザ予防を私は当てにしないのですが、寝室で加湿器が欲しかったので、まあいいか、という気持ちでした。乾燥した空気はいかにも喉に悪そうですしね。



つい先ほど、夜10時半の我が家の寝室の湿度ですで、事前に寝室に温度湿度計を取り付けて図ってみると、あら不思議、加湿前でも湿度は40~60%あるんですね。(気温が10度前後・・左写真は、つい先ほどの寝室の温度湿度計です)・・・あれ、冬は空気が乾燥するっていうけど、違うなぁ。最適な湿度じゃん。加湿器いらなくね?

しかし、せっかくの加湿器ですから、居間から寝室にえっこら運んで使いました。すると、起床時には湿度が70%位になります。でも、居間での運転と比べ、水タンクはあまり減りません。でも、なんとなく、しっとりしすぎの感がある朝をむかえるのですが、こんなものかなあ。ま、乾燥しているよりは良いか!?

そんな日々を過ごしていると、ある日のNHK「ためしてガッテン」で衝撃的な報告が!なに!気温が低ければ加湿器はいらないですと!

つまり、気温が低いときは、空気が最大保有水分量が少ないので、たとえ空気中の水分の量が少なくとも、湿度は(相対的に)高くなる。だから、我が家の寝室の湿度は60%近くあったのです。だから実は加湿をしなくとも、お肌にも安心だったのです。

怖いのは、その状態で気温が上がるときです。空気がたくさん水分を持てるようになるので、加湿しないかぎり、(相対的に)湿度が低くなるのです。そして空気は、肌や喉から水分を奪うようになるのです。

つまり、「冬のお部屋は乾燥しがち」、という通説は正確ではなく、「冬の暖かいお部屋は乾燥しがち」というべきなのですな。

テレビの結論は、「気温が上がったときだけ、加湿器を使いましょう。寒いときや、火を使う暖房の時は、加湿器は不要ですよ」というものでした。

・・疑問が氷解しました。我が家では、寝室は暖房しませんし、建て付けが悪い(^^ゞので、気温はずうっと低いままです。だから湿度もずっと60%に保たれるのですな。もしエアコンやホットカーペットなどで暖房して眠るのなら、相対的に湿度も低下し、そのために空気が乾いた状態になり、皮膚や喉も乾くようになって、体に悪影響を及ぼすのでしょう。

家によっては、暖房せずとも、起床時の気温が18度という方がいました。断熱性の優れた部屋は、そうなんでしょうか?そんな「常時、暖かい冬を過ごせる」ご家庭には、加湿機は必要なのでしょう。

断熱性の悪い我が家では、その晩から、加湿器機能をOFFにして就寝することにして、装置のゴボゴボ音(※)から自由になりました。めでたしめでたし・・・・なにか、本来の目的からずれましたが、暖房している居間や、昼間の寝室などでは、加湿器は必要だし、空気清浄機能で、ハウスダストから自由になっているので、よしとしましょう。


(※)ついでに空気清浄機F-VXE60のレビューなど・・・(後日のコメントに追加して移動しました)

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