SSブログ

AX3900のDLNAクライアント機能を試す(語学学習) [AV]

前回の出張で、貧困な英語力を再度痛感し、英会話学習熱が復活しました。禁煙と同じで、通算何回目の学習熱だよ、というツッコミも承知の上です(^_^;) で、良い機会だと、AX3900経由で、語学ファイルのDLNA音楽再生を試してみました。でも、結局は素直にX301で再生するほうが良い、ということになりそうです。

AX3900パソコン画面.jpg


(1)きっかけ
昨年は、私はヒアリング&ボキャブラリー増強に絞り、ウォークマンが活躍しました。でも、英語の交渉では立ち往生することもしばしばでした。聞き取れる語彙は確かに増えましたが、会話で運用できる表現は少ないままだったからです。そこで、今年はスピーキングを重点にしました。

そこで、音読、それもシャドーイングをテーマにしました。今まで買い込んだ英会話教材もシャドーイングで総復習できるし、スピーキングの必須言い回しも身につきそうですしね。

幸い、購入した英語教材のCDの多くはX301(一部Walkman)に入っています。ですからXアプリの入っているX301やX200sで再生すればOKなのですが、せっかくですから、AX3900のシステムで気分良くシャドーイングすることを試してみました。


(2)AX3900のネットワークオーディオ再生機能
AX3900には、DLNAクライアント機能があるようで、ネット上のパソコンの音楽ファイル、我が家の場合はX301内の音楽ファイル、すなわちXアプリに登録してある楽曲が再生できます。

コントロールの仕方は、パソコン画面上で行う方法と、TV画面にて行う方法の2通りがあります。でも、どちらも少し使いづらいです(^^; 動作がすこしモッサリですし、最小限のコントロールしかできないので(プレイリスト再生や一部の複数曲のリピート再生ができない)など、操作が若干面倒なんです。しかし、満員電車内ではないので、十分許容内ではあります。

パソコン側だと、WebでAX3900のIPアドレスに行くと、コントロール画面がでてきます。(一番上の写真) 他の入力機器だと、それに応じて画面内容が変わります。そこら辺は、きちんとできています。

TV画面だと、下のような再生情報となります。一部、ジャケット写真まで表示されるんですね~。でも殺風景ですけど。あと、最低限の動作をリモコンで操作できます。(写真下)
AX3900 net.jpg



(3)おまけ1:iPod直接接続
実は昨年、iPod Touchを入手したときに舞い上がって、AX3900の純正iPod接続ケーブルを購入しておりました。でも、結局BlackBerryBoldを使用することになり、お蔵入りしていましたが、これ幸いと使用してみました。

結果は・・・X301からの再生とほぼ同様でした。パソコン画面も、TV画面も、操作性も、全部ほぼ同様です。う~ん、iPod接続ケーブルは必要なかったんですね~(^^; 下はパソコン操作画面ですが、同じでしょう?
AX3900 iPod.jpg



(4)おまけ2:PS3
PS3にもDLNAクライアント機能があるので、X301の音楽ファイルのみならず、動画ファイルも再生できます。上と同様、X301の語学ファイルを再生してみました。できることは、ほぼ同様ですが、PS3の方が、動作ははるかにテキパキです。画面も綺麗です。(下の写真なんて、地球がバックですよ!)
PS3 DLNA.jpg

でも、いちいちPS3をつけるのも、なにか面倒です。


(5)結論
語学ファイルは、X301での再生がメインになりそうです。気が向いたらWalkmanか、AX3900かを使い分けます。
結局無難な選択になりましたが、まず、パソコンだけが一番反応がキビキビしています。それに、DLNA経由だと、トラック順ではなく、アルファベット順に語学ファイルが並ぶのが不思議かつ不便です。念願の雄大なスピーカーシステムを使うと、逆に、家庭内でも、恥ずかしい&いい迷惑というのも、ちょっと気が引けます(^^;)

もっとも、語学ファイルは仕方ないですが、いずれ普通の音楽ファイルをDLNAで音楽を再生することになるでしょう。CDより楽ですし。そのための準備を今の内にしておきましょうかね~。たとえば、CDからの録音も、もはやWALKMAN用に圧縮するのではなく、ロスレスでおこなうとかね。いまの圧縮率だと、AX3900のシステムでさえ、圧縮音源のチープ感が少し漂います。

その前にスピーカーを買い換えたいのですが・・予算が・・・。


タグ:AX3900
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

Thinkpad X301 × プラズマビエラ (TH-P50V1) [AV]

ビエラにThinkpadをつないでみました。

50インチビエラに写した、1920x1080のthinkpad画面

50インチの大画面に1,920×1,080ドットのフルHD解像度でパソコンを繋いでみたいと思うのは当然のこと。幸い、ビエラにはPC接続用にD-Sub15端子がありますし、通常のHDMI端子も使えそうです。結果は、うまく行きました。(写真)


(1)D-Sub15ケーブル編
手持ちのアナログD-Sub15ケーブルでは、フルHD解像度は無理で、表示できたのは次の解像度まででした。
(a)パソコン画面と同時表示
○1280x768、1024x768、960x960、800x600
(b)外画面表示
○1280x1024、1280x768、1024x768、960x600、800x600

アスペクト比は微妙です。また、D-Sub15ケーブル接続は、やはり今ひとつ輪郭がぼやけます。やっぱりHDMI接続かなぁと、欲が出てきました。そこで・・・


(2)HDMI接続編
我がThinkpadはDisplayPort装備です(X301には標準で、X200sにはウルトラベースに装備)。迷った末、高価な(約4000円!)HDMI~Displayport変換ケーブルを購入しちゃいました。それにPS3用のHDMIケーブルを拝借して、テスト接続完了です。ビエラの設定はいじらなかった・・・気がします。(^_^;)

(a)パソコン画面と同時表示
○800x600、960x600、1184x666、1280x720
(b)外画面表示
○1400x1050、1776x1000、1680x1050、1920x1080!

1920x1080の時は、ドット単位での出力っぽいです。(上の写真)色も、それなりに綺麗なので、それなりの階調表現ができているようです。少なくとも、私が使う分には支障がありません。もっぱらWebやメール、エクセル作業などですから。

ただ、これから通常のパソコン作業をビエラでやるぞ、ということは・・・ないかなぁ。キーボードと画面の位置や距離感が、日頃のThinkpadと勝手が違いますし。エクセルを大画面で見ると、これは疲れそうですし。また、Webサイトを見るのにも、ワードや、PDFファイルなどを見るのにも、本当に欲しいのは縦長画面なんですよね。もちろん、アクトビラやPS3でWebを見るよりましですが。


あと、覚悟はしていましたが、この接続では音声は出ません。画像(映像)だけです。Thinkpadのディスプレイポートの使用なのでしょうか。まあ、動画などはDLNAで再生すれば良いので、個人的には期待していませんでしたが、人によっては問題になるかもしれません。

個人的には、最初に期待した通りの、画面が得られて満足しています。あとは、これ専用のHDMIケーブルを購入するかどうかを考えることにしましょう。

DSP-AX3900 × プラズマビエラ(TH-P50V1) [AV]

自宅の写真は恥ずかしいので・・・。でっかいテレビです。プラズマテレビを購入しました。パナソニックの50インチ、VIERA TH-P50V1(以下、ビエラ) です。

使い始めたのはつい先日なので、レビューを書くにはまだ早いですが、AVアンプDSP-AX3900との連携について、すこし書きます。

家では、AX3900を中核として、テレビと、各種機器をそれぞれ繋いでいます。各種機器とは、BDレコーダー(SonyとPana)、CDプレーヤー、PS3、そしてスピーカー群です。


■ようやくHDMI端子接続
AX3900のマニアルより。HDML入力からはHDML出力への一本道。アナログ接続への線がない?!AX3900のHDMIポートは今まで封印していました。家のテレビは、HDMIポートのないアナログブラウン管テレビのため、映像はS VideoケーブルでAX3900と接続していました。でも、AX3900にHDMIポートから入力された映像は、テレビにアナログ出力できないのです。こんな感じです⇒(右図、AX3900のマニアルより。 HDMI入力からはHDMI出力しか選択肢がありません)

ですから、AX3900へ他の機器からの入力(BDレコ、PS3)も、S Videoケーブルで接続せざるを得ませんでした。でも、これからは、テレビ(ビエラ)もBDレコもPS3も、AX3900にすっきりとHDMIケーブルで接続できるようになりました。映像も綺麗になった(はず)です。でも、本領はこれから。そう、AX3900を中核として、操作の連携がとれるようになったのです。


■ビエラリンク?
AX3900.jpgパナソニックにはビエラリンクというシステムがあります。要はHDMIケーブルで接続した同士の操作性が共有できる、というものです。でも、ビエラとBDレコを直接繋がず、AX3900を仲介に接続しているので、リンクはまったく期待していませんでした。

ところが、実際は次のことがリンクできました。

 (A)ビエラ電源ON時、AX3900の電源がON、BDレコの電源がON。
 (B)ビエラ電源OFF時、AX3900の電源がOFF、DBDレコの電源がOFF。
 (C)ビエラの番組表でDEGAの番組録画の予約ができる。
 (D)音声連携

ON/OFF連動は結構便利です。ただ、うまく連携できる場合と、そうでない場合があるのが、ちょっとよくわかりません。とくにソニーBDレコとはOFF機能だけの連携なので、微妙です。一斉OFFできるので、省エネに繋がるかな、位の御利益です。

ただ、OFF機能以外に使えそうだなと感じたのが、音声の連携です。

つまり、各機器からAX3900経由での映像音声はもちろん、ビエラ自体でテレビ放送を見るときもAX3900サウンドを使えるのです。ビエラから音声を光デジタルケーブルで、AX3900のTVポートに入力すればOKです。

例えば、AX3900経由でBDレコを観ている途中、ビエラのチャンネルを変えたとします。すると、AX3900の入力選択が自動的にBDレコからTVに切り替わって、TVポートに入力された音声を出力する、という連携が働くのです。

以前は、テレビのチャンネルボタンを押すと、AX3900システムから切り離されたテレビ単体の映像・音声出力に切り替わり、貧弱なテレビ付属のスピーカーで聴かねばなりませんでした。ですから、テレビのチャンネルは押さない、すなわちテレビチューナーは使わず、BDレコのチューナー出力だけを使う、というやり方でした。

今後は、テレビ(ビエラ)の貧弱なスピーカーを全く忘れて、何を入力ソースにしても、AX3900システムからの音声出力で鑑賞できるので、テレビのチューナーも活用できることになります。


以上、AVセンターとしての、DSP-AX3900の本領がようやく発揮できるようになりました。これは旧機種のAX1200ではまったく不可能だったので、あらためて買い換えに満足しております。あとは、20年以上現役の、メインスピーカーの切り替えなのですが、でも補正予算を組む許可が・・・(^^;

タグ:AX3900 ビエラ

ウォークマンNW-A847: Xアプリなど [AV]

相変わらず毎日ウォークマンを使っていますが、一番良く使ったのは、やっぱお手軽S718Fで、新型A847は新幹線の中のみの使用でした。

でも、共通して使わざるをえないものがあります・・・そう、管理ソフトのXアプリです。

母艦のThinkpad X301では、管理ソフトをSonicStage CPからXアプリに切り替えました。CPの後継アプリのSonicStageVを使わなかったのは、画面を賑わすmora広告がいやらしかったからです。かといって、レジストリ改変もいやだったので、結局アンインストールしてCPを継続使用していました。

ですから、Vと同じようなレイアウトっぽいXアプリは避けたかったのですが、「おまかせチャンネル」など、新型ウォークマンに特有の機能を試してみたかったこともありまして、あきらめて使うことにしました。

使ってみると、私の環境では、そんなに悪いものではなく、でも感心するほどのものでもない。といった、微妙なアプリです。つまり、あえてCPに戻すことも、管理ソフトをやめてドラッグ&ドロップで管理することもないかと、使い続けております。

で、その感想はといいますと・・・

image1.jpg
(1)センス
そんなに重くはなく、X301(SU9400 2GB)で、まあこんなものかな、位です。
うざったい広告ウインドウですが、私も誤解していましたが、これはジャンル一覧、アルバム一覧、検索窓に切り替えることもできるので、まったく無駄な空間でもありません。(上の写真、アルバム一覧表示です。私のパソコン画面ではありません。) Vでもこうだったのでしょうか?

写真でみればわかるように、一覧にすると、含まれる曲数によってアルバムやジャンルの文字の大きさが変わり、今風でなかなかこっています。Xアプリは、Vと比べ、曲をジャンル別の分類にくくることができず、残念だったのですが、上部ウインドウにジャンルを表示させれば、かろうじて代用できます。

しかし、起動時は上部ウインドウは必ず広告となるので、切り替えが面倒です。最初のウィンドウ機能をオプションで選べるようにさえすれば、広告をいやがる人にも受け入れられ、良いイメージ展開になると判りきっているのに、それでも変えようとしないソニーのセンスが本当に心配です。イメージ戦略に統一性がない、縦割りの弊害?というのは勘ぐりすぎだとは思いますが・・。


(2)おまかせチャンネル
私の既存モデルにはない機能なので、楽しみにしていたのですが、私には使えない機能でした。なぜなら・・語学ファイルが含まれてしまうのです(^_^; たとえば、チャンネルの「ノスタルジア」にサッチャー首相のスピーチが、「深夜のおすすめ」に「職場のコミュニケーション Skit2」が入っているのは、ある意味、新鮮ですが使用目的からすれば無理があります。
もっとも、これは私のファイル環境が特殊なので仕方ありません。でも、今後すべてのオーディオビジュアルファイルを管理する機能を、ソニーがXアプリに持たせる気があるならば、分析の除外ジャンル指定機能を、アップデートで加えて欲しいものです。


(3)いろいろなアプリ
音楽付スライドショーを作るX-Pict Story、洒落た写真アルバムを作るらしいx-Scrap、時系列の写真表示x-Chronologyなど、デジタル資産活用が目的らしいアプリが3本ついています。ソニーのブルーレイ録画機X95の機能にもあり、ネットでは無償でパソコン版を提供しているところからみると、幅広く使ってもらう戦略の一環として配っているようです。でも、基本、個人で楽しむ小画面ウォークマンへ展開する意味は薄いでしょうが、いろいろ機能や可能性を示すこと自体は良いと思います。


(4)歌詞ピタ
私のジャンルでは、当てはまる曲は少ないです。その上、編集が不可上などの制限も多すぎて・・一昔前のATRACコピー制限やデジタル放送のコピー制限を思い起こします。まあ、大企業ソニーとしては著作権に少しのリスクもとれない、というのも理解できます。(納得はできませんが)

せめて、編集機能をつけて、英会話テキストをウォークマンで見られればなぁ!(歌詞ピタの高邁な思想から離れちゃいますが・・・)


以上、書きながら思ったのですが、私はソニーの想定ユーザーから少しずれているようです。昔のウォークマンにはそれなりに受け止めてくれる余地があったのですが、新型には、そんな遊びの部分がなくなっているので、私には、使いづらくなってしまったようです。音楽をつきつめるか、と思えば、そのわりに、中途半端な機能をつけたりして。

むしろ方向性としては、BlackberryやiPodが順調に進化してくれるのを楽しみにしたほうが良いかもしれません。ノイキャンは外付けでOKだろうし、とソニー信者にあるまじきことを考える今日この頃であります。(大昔の表現)


タグ:Walkman
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ウォークマンNW-A847:補足 [AV]

ソニースタイルからの写真です。ソニーオリジナルモデルのバイオレットです。そんなに色が変化することもないのですけどね。前回は自分の都合で語学学習というニッチな視点でNW-A840(847)を語りました。せっかくなので今回は一般的な項目も触れておきます。


(1)音質&画質の美しさ
音楽プレーヤーの生命線です。さすがはソニー、音質は従来機よりさらに綺麗で気に入っています。後述するイヤフォンの違いもあるのですが、それだけではありません。同条件で比較しても、ピアノの音が明瞭に響いて見事です。逆説的ですが、ノイキャンが効果的な場所で聴くのがもったいない、という感じです。
また、画質はあざやかです。写真が貼ってあるのかと思うほど明るく綺麗です。ただ、個人的にはまだ小さいと思うことと、後述するように、お出かけ転送は今ひとつだし、iPodのようにビジュアルソフトを購入できるわけでもない、となるとせっかくの美画面で、一般の人は何を見れば良いのでしょう?という基本的な疑問が湧いて出ます。


(2)インテリジェントシャッフルの終焉
ウォークマン本体で管理する「インテリジェント・シャッフル」はバッサリと切り捨てられました。すでに死に体のアーティストリンクがないのは仕方ないとして、「良くきくシャッフル」などは結構つかっていたので、残念です。転送時の時間短縮を最優先したのでしょうか?せっかくの面白い機能なので、オプションで選択できるようにして残して欲しかったです。「集中と選択」ももっともですが、どこかに一見無駄な遊びがある方が魅力的だと思うのですが。

Xアプリのダイナミックプレイリストに「よく聴くXX曲」があるのですが、これはウォークマンの聴取データには無関係です。つまり、ウォークマンを主体に使う人には、無意味な機能に成り下がりました。「おまかせチャンネル」もXアプリ管理であることから、この変更の背景には、管理ソフトとウォークマンの役割を明確にしたかった意図もあるのかしら・・と、あえて好意的に解釈しておきます。今後は母艦パソコンが家庭内オーディオの中核になると予想しているのでしょうか?


(3)イヤフォンと互換性
旧モデルと比べての音質向上には、イヤフォンの貢献も大きいです。イヤピースの装着性も格段にあがり、音もふくよかな印象があります。

上が従来のアナログノイキャン用、下がデジタルノイキャン用ところが、残念なことに、旧型S718やA919用のイヤフォンは新型A847に使えません。逆に新型のイヤフォンは旧型に使えます。後方互換性がない、ということです。ノイズキャンセリングを導入して初めての仕様変更(正確には昨年のXシリーズから?)です。結構不便なのですが、話題にならないのでしょうか?複数ウォークマン所有者は少ないのかな?

ところで、私の使い方だと、イヤフォンはよく接触不良(断線)します。一年に一回位おこります。そのため、長期出張時は断線対策に予備イヤフォンを、そして長時間移動中の電池切れ対応に予備ウォークマンを持っていきます。新旧イヤフォンに互換性があれば、ひとつにできるメリットもあるのですけどね。

なお、イヤフォンの交換費用もバカにならないので、3年保証のソニースタイルをよく使います。保証が効きますので。


(4)おでかけ転送の不満
ソニーのBDレコーダーを持っているので、やってみましたが、転送にほぼ同時間必要って、遅すぎませんか?あまりHD容量使いたくないのですけど、録画時に同時に転送ファイル作成が必須のようです。
さらに悪いことに、ここまでしても転送画質はいまひとつなんです。デモ映像の鮮明さを期待すると大きく裏切られます。元の録画品質にもよるのでしょうが、もっと美しくエンコードできないのでしょうかね。ま、これはウォークマンの責任ではありませんが。


(5)iPodと比べて
前にも言いましたが、iPodやiPhoneと比べてはいけません。あれは最高の汎用機です。音は悪いですが、ネット端末、アプリ端末としてめちゃ楽しいです。他方、ウォークマンは最高の専用機を目指している・・ようです。(若干のぶれはありますが)でも、いずれワープロ専用機が絶滅したように、みんなiPhone/iPodの方向に行くんじゃないでしょうか。ソニーさんもAndroidにPSPにウォークマンを合体させてくださいよ。


(6)総論
なんとなく、項目毎にケチを付けてしまいました。その上、個人的にも語学学習などで旧機種を使い続けるため、新型の出番は出張時限定とするつもりです。そのため、今回の購入の、投資効果は微妙です。(^^ゞ

どうやら、持てるエネルギーを音質向上に使い切り、従来の一部の機能(プレイリスト作成やノイズキャンセルのOnOffスイッチ、各種シャッフル)を維持する気力がなかったのでしょう。技術的やコスト的な障害(いいわけ)もあったのでしょうが、それをこだわりの技術力で突破する執念は、今のウォークマン部門に無くなったようです。

ただ、画面の美しさは驚異的ですし、音も綺麗なので、使い方によっては非常によい買い物になると思います。・・説得力ないかな、でも本当に美しい音ですよ。ぜひ店頭でおためしください。

以上、信者からの推薦の辞でした。

タグ:Walkman

ウォークマンNW-A840 de 語学学習 [AV]

ソニースタイルオリジナルのバイオレットです。NW-A847、先月発売された新型ウォークマンです。今月、買っちゃいました。ここ数年、ワンセグ型NW-A919、お手軽NW-S718F、と続けて購入して、さらに新型を買う忠実な奴隷信者がここにいますよ~、ソニーさん!

さて、私の使用用途は、気持ちよく音楽を聴くこと、に加えて、通勤途上での語学学習(ヒアリング)であったりします。そこで、今回は、語学学習という視点から、さっくりと新型を含めて歴代ウォークマンと先代iPodを比較しながらレビューしてみます。

ま、結論からいえば、「残念!中途半端な語学機能などつけない方が良かったかも・・」 なんですけどね。

では、その内容を、項目別に取り上げていきます。掲げている項目の順番は、「私にとって語学学習プレーヤーに必要な順番」、()内の○△×は評価です。


(1)操作性(△)
「操作性」が私には重要です。それは、語学学習にはリピート再生をそれなりに使うためです。とくに満員電車の中では、痴漢に間違われないためにも、素早く最小限の操作が必須ですし。(^_^;

旧型のS718です。丸っこい形に押しやすいボタン配置、デザインはともかくツールとしては慣性の域に達していると思います。そのためには、ハードボタンでブラインド操作できるボタンが有利です。その点、新型A840シリーズといいますか、最近のウォークマンはデザイン重視でボタン突起が判りづらいのです。その上、微妙に本体面積が大きく、片手での操作性もいまひとつです。
個人的には、右の写真の、S718(○)のサイズと押し具合が使いやすく、毎日使っています。また、故障引退したS706(◎)は完全にブラインド操作可能な点でベストでした。この点、タッチパネルのiPodはどうしても不利で評価も(×)です。


(2)編集性(×)
その日に聞く教材のトラック(曲)を簡単に選び出せますか?ということです。

人により、学習スタイルが異なるので、個人的な事情になりますが、ズボラな私は、ラジオ英会話を毎日録音し転送する、といったことは(かつては数年間やっていましたが) もうしません。語学教材(CD付)を使い、CD内容は全部転送します。
教材によってはトラック(曲)数が50以上になります。その中で日毎に聞くトラックを少しずつ変えていくわけです。復習も兼ねますから、例えば、昨日はユニット22と23を聞いたから、今日はユニット23と24と25を聞こう、という具合になります。たまには息抜きにお気に入りの曲を混ぜよう、なんてこともします。
で、ズボラな私としては、その日に聞く教材を、わざわざ家のパソコンでプレイリストを作って転送、なんてメンドクサイことはできません。駅のホームで、あるいは電車の中で、ウォークマン本体で、ちゃっちゃとプレイリストをつくります。
ところが、新型ウォークマンはその機能がばっさり無くなっています。そうなると、アルバムを、そして使うユニットを一つ選び再生し、その後は、送り/戻しとリピートと、操作する必要があります。それも、ブライド操作がしにくいあの操作ボタンでです。
さもなければ、プレイリストをパソコンでつくりだめをして、事前に転送することになります。・・・・私のスタイルにはあわないんですよね~。ただ、ラジオビジネス英会話を一回分、繰り返し聞く、というなら問題ないと思います。

でも、プレイリスト作成機能は語学学習に限らず、ほしい機能だと思うのですが・・。長い時間の車内や機内で、違うアルバムの曲を気分に合わせていくつか選んで聴きたい!と感じること、ありませんかね?これを無くした、ということは、よほど大きな技術的な障害が発生したのだろう、と推測しますが、それを乗り越えてこそのソニーなのに、と残念です。
比較としては、NW-A919、S718、iPodともに可能なので、評価は○です。


(3)再生機能(◎)
簡単にリピート再生やクイック再生ができるのは、Good! 語学学習の欲しい機能として、待ち望んでいました。特にクイック再生は嬉しいのですが・・いかんせん、操作性が悪いので押しづらいのが残念。リピート再生はうま使い方によっては、操作性や編集性を補うことも可能でしょうが・・。
速度調整は・・よく判りません。早く流せばより耳が鍛えられるそうですが・・。
比較として、NW-A919、S718、iPodはともに×です。語学学習プレーヤーをうたう、このウォークマン最大の特長なのは間違いありません。


(4)原文表示機能(×)
iPodでは、歌詞に英文(スクリプト)を貼り付けて、参照することができますよね。でも、どうやら、新型ウォークマンでは、それはできないようです。大きな画面になり、そのうえ歌詞ピタ機能がついたので、英文参照もできると思ったのに・・・。流れるように表示してくれとは言いません、せめてテキスト表示だけでもしてくれれば良いのですが、残念です。語学学習を誇るからには、これくらいつけて欲しかった!
iPodのみ(◎)で、ウオークマンは全て(×)です。


(5)ノイズキャンセリング(◎)
語学学習に限らず、重宝します。私ももちろん、回りへの音漏れ迷惑も激減しているはずです。特に電車通勤用の場合、ノイキャン以前/以後、で明確に時代が分かれると思います。車で言えば、GPSナビ以前/以降くらいの違いを感じます。
特に新型ウォークマンは、デジタル化によってノイキャン性能が上がったので・・・ってことらしいですが、厳密に聞き比べたわけではないのですが、私の耳には大差ないです。
ノイキャン以降のウォークマンはすべて(○)、iPodのみ(×)です。


(6)その他
さすがソニーの新型、音が広がりが良く、絵がめちゃめちゃ綺麗、しかも薄い・・素晴らしいです。でも今回の趣旨である語学学習プレーヤーとしては、重要性は下にきます。

あと、操作性が、従来と違って面倒だったり無くなったりすることが気になります。例えば、
・ノイキャン機能の切り替えは、ブラインド操作ができなくなりました。
・「音楽再生画面へ」がショートカットできない場面がある
・評価別(☆の数)の再生ができない。・・これは、固定にして大ジャンル分類に使っていたので残念です。
ま、慣れもあるでしょうが。


(7)すなわち・・
語学学習プレーヤーとしては中途半端。新型ウォークマン(X、A、Sシリーズ)は、「語学学習に活用する」機能を省き、その分、プレイリスト作成機能にでも開発リソースを回した方が、音楽プレーヤーとしては正解だったろう、というのが私の印象です。
むしろ、Eシリーズのようなビジュアル機能なしの廉価かつシンプル操作モデルにこそ、語学学習機能を搭載するべきだったと思います。
ですから、日常の語学学習&音楽プレーヤーとしては、従来通りS718Fを使い続けます。クイック再生が無いのが残念ですが・・。A847は、素晴らしい音質&画質を生かして、長時間移動時の切り札として使うのが、適材適所の使い方のようです。

くどいようですが、今回は、「私にとって語学学習プレーヤーに必要な順番」で評価しました。オーディオプレーヤーとしては、評価順番も異なり、素晴らしい性能となるのは、他の方のレビューを見てくださればおわかりになるでしょう。たとえて言えば、ガンダムを海中戦闘性で評価したようなものです。グラブロに負けます。(^^ )
また、語学学習のやり方も、それぞれ違うので、そこらへんはご承知おきください。1日に1トラックだけを学習する、というのであれば、(1)、(2)の印象は妥協できるので、悪いツールではないでしょう。


★一年後の補足(2011-7-10)


タグ:Walkman

続々:DSP-AX3900、リアプレゼンス [AV]

フロントプレゼンスの感動よもう一度、と調子に乗って、ハードオフからスピーカーを1セット仕入れ、7.1chにしてしまいました。スピーカーは後ろの狭いスペースに無理くりつけました。地震の時、落ちてきたら、痛いですまないだろうなぁ。

リアにはもったいない感じです。←こんな感じです。他にも安いスピーカーはあったのですが、思わずYAMAHAを買ってしまいました。


で、結果は・・・ん~こんなもんかな。考えてみれば、私は7.1ch対応のソフトを持っていないんですよね。5.1ch対応の番組を、対応のサラウンドデコード(Dolby PLとか)で見ると、背後上方の効果音は明瞭に鳴ります。ただ、計算されすぎた音響効果みたいで、あまり自然な感覚ではないのです。


期待していたクラシック鑑賞でも、目を瞑れば「おお、ミュンヘンのホールだ!」ということはありません。といいますか、そもそもクラシック用のDSPにはリアプレゼンスの要素がありません。ヤマハ純正3D対応DSPにはその要素が無いようです。ですからリアプレゼンスを効かすには、対応のDolby等で鳴らせば良いのですが、ちょっと趣に欠けるというか、ヤマハのDSPで聞きたかったのになぁというか、まあ心持ち次第ですが。

ま、費用を約5000円掛けたなりの結果、というところでしょうか。


※あと、ひとつ残念なこと。
iPod対応で、USB接続の音楽ファイルも鳴らせるとあったので、ひょっとしたら!?とWalkmanを接続しましたが、完敗でした。ま、当然の結果ですが。もし対応してくれて、iPodみたいに、TV画面で操作できれば、YAMAHA信者にもなったのになぁ。充電はできましたが。
・・・これはiPodを買えというお告げなのだろうか(自分の心の(^^ゞ

続:DSP-AX3900雑感 [AV]

この前購入したAX3900は、しばらくは、前のAX1200のシステムをそのまま流用し、5.1chで使っていました。しかし、ついにフロントプレゼンス用となるスピーカーを1セット調達できたので、さっそくセットして、マルチポイント計測で再設定しました。

乳母測定後、こんな画面が表示されます

(計測後はこんな感じで表示が出ます。スピーカーの位置がバラバラなのが判ります(^^; )

結果は大満足。音場の広がりにびっくりしました。包まれ感が違います。スピーカーを斜め上につけたのですから当然ですが、闇雲に鳴らしている訳ではないので、効果にメリハリがあります。例えばNHKスペシャルなどのドキュメンタリーをスタンダード3Dでみると、音声は大体センター近辺に固定です。ところが、効果音が頭の横から降って来ることがあり、ながら見をしていると、びくっとすることがあります。

元の音響データと、プログラムの選択によって、ごく自然に効果が感じることができ、ヤマハのDSP能力を改めて堪能できました。・・とはいっても、他社の最新作と比較してないので、他より良いかどうかは判りませんけど・・。

これでリアプレゼンスをつけたらどうなるんでしょう?ワクワクしますが、余分なスピーカーも、空いているスペースもないので、残念ですが、無理かなぁ。超薄型スピーカーでも買ってこようかな?

タグ:AX3900

DSP-AX3900雑感 [AV]

ThinkPadネタが続きましたが、ここで目先を変えて、ヤマハAVアンプの話など。

AX3900a.jpg

この前、今までのAVアンプDSP-AX1200の具合が悪くなったので、思い切って買い換えました。別にヤマハ信者ではないですが(むしろソニーファン)、DSPはヤマハだろ!という思い込みと、AX1200の高機能学習リモコンが忘れられず、HIVIなどのレビューは気にしないことにしました。

AX1200クラスの後継ですし、当家のシステムはHD環境ではないので(29インチブラウン管)、本来はもっと安いV565やAX1900でも十分なのですが、どうせまた10年くらいは使うので、その間は少しでも良い音を聞きたいし、時代の進化を見たいし、今後システムもアップグレードするだろうからと、ちょっと奮発しました。ヨドバシカメラで、値引いてもらい、そのまま担いで帰りました。いや、重たかった・・・。
さっそく5.1ch接続をしました。


で、印象ですが、

・スピーカ自動設定システムはホントに便利。まず最初に結線が逆だよと叱られましたが、スピーカの設定をきちんとすると、DSPの印象が変わりました。こんなに臨場感が出るのかと思いました。AX1200の機能も生かして無かったのだろうと思います。AX1200ゴメンよ!
・肝心な音も、伸びやかにして深みが感じられます。ただ、スピーカ設定の好影響もあるから微妙です。
・面白いのが、ネットラジオ。さすがに音は今2つですが、このシステムなら気軽なBGMにちょうど良いです。なんといってもバリエーションが凄い。

で、ちょっと気になったことは、

・リモコンが、ちょっと使いづらいです。AX1200より機能的にちょっと上ですが、全体的に押しづらい。AMPボタンが右の堅いスイッチになり、まだ慣れません。戻し忘れるし・・。
・HDMI入力の信号から、テレビなどにコンポーネント出力ができないんですね。変換してほしかった。他メーカでもそうなんでしょうか。すなおにHDMI入力できるテレビを買え、ということなんでしょう。
・この機種のコメントではないのですが、リモコンのAボタン、Bボタンの説明がマニアルにほとんど無いんです。AX1200にもこのボタンはありましたが、使っていませんでした。今回は、ソニーのBDレコ(X95)の機能が多いため、登録ボタンの拡張用として使っていますが、このような使い方で良いのでしょうかね。あまりうまい使い方にも思えないのですが・・・戻し忘れるし(^^;

以上のように、AX3900じゃないと、という感心の仕方があまりないので、今の自分には過ぎたるもののようです。でも音は良いっぽいし、今後のスピーカー増強に期待できそうです。いや、それよりもHD対応の薄型テレビを購入すれば、AVパソコンとしての本領発揮なんでしょうが、今のトリニトロン29インチ(4:3ブラウン管の最終組)も良いテレビなんで、もったいなくて。

まずは、プレゼンススピーカーを調達してみるつもりです。
タグ:AX3900

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。