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ウォークマンNW-A847:補足 [AV]

ソニースタイルからの写真です。ソニーオリジナルモデルのバイオレットです。そんなに色が変化することもないのですけどね。前回は自分の都合で語学学習というニッチな視点でNW-A840(847)を語りました。せっかくなので今回は一般的な項目も触れておきます。


(1)音質&画質の美しさ
音楽プレーヤーの生命線です。さすがはソニー、音質は従来機よりさらに綺麗で気に入っています。後述するイヤフォンの違いもあるのですが、それだけではありません。同条件で比較しても、ピアノの音が明瞭に響いて見事です。逆説的ですが、ノイキャンが効果的な場所で聴くのがもったいない、という感じです。
また、画質はあざやかです。写真が貼ってあるのかと思うほど明るく綺麗です。ただ、個人的にはまだ小さいと思うことと、後述するように、お出かけ転送は今ひとつだし、iPodのようにビジュアルソフトを購入できるわけでもない、となるとせっかくの美画面で、一般の人は何を見れば良いのでしょう?という基本的な疑問が湧いて出ます。


(2)インテリジェントシャッフルの終焉
ウォークマン本体で管理する「インテリジェント・シャッフル」はバッサリと切り捨てられました。すでに死に体のアーティストリンクがないのは仕方ないとして、「良くきくシャッフル」などは結構つかっていたので、残念です。転送時の時間短縮を最優先したのでしょうか?せっかくの面白い機能なので、オプションで選択できるようにして残して欲しかったです。「集中と選択」ももっともですが、どこかに一見無駄な遊びがある方が魅力的だと思うのですが。

Xアプリのダイナミックプレイリストに「よく聴くXX曲」があるのですが、これはウォークマンの聴取データには無関係です。つまり、ウォークマンを主体に使う人には、無意味な機能に成り下がりました。「おまかせチャンネル」もXアプリ管理であることから、この変更の背景には、管理ソフトとウォークマンの役割を明確にしたかった意図もあるのかしら・・と、あえて好意的に解釈しておきます。今後は母艦パソコンが家庭内オーディオの中核になると予想しているのでしょうか?


(3)イヤフォンと互換性
旧モデルと比べての音質向上には、イヤフォンの貢献も大きいです。イヤピースの装着性も格段にあがり、音もふくよかな印象があります。

上が従来のアナログノイキャン用、下がデジタルノイキャン用ところが、残念なことに、旧型S718やA919用のイヤフォンは新型A847に使えません。逆に新型のイヤフォンは旧型に使えます。後方互換性がない、ということです。ノイズキャンセリングを導入して初めての仕様変更(正確には昨年のXシリーズから?)です。結構不便なのですが、話題にならないのでしょうか?複数ウォークマン所有者は少ないのかな?

ところで、私の使い方だと、イヤフォンはよく接触不良(断線)します。一年に一回位おこります。そのため、長期出張時は断線対策に予備イヤフォンを、そして長時間移動中の電池切れ対応に予備ウォークマンを持っていきます。新旧イヤフォンに互換性があれば、ひとつにできるメリットもあるのですけどね。

なお、イヤフォンの交換費用もバカにならないので、3年保証のソニースタイルをよく使います。保証が効きますので。


(4)おでかけ転送の不満
ソニーのBDレコーダーを持っているので、やってみましたが、転送にほぼ同時間必要って、遅すぎませんか?あまりHD容量使いたくないのですけど、録画時に同時に転送ファイル作成が必須のようです。
さらに悪いことに、ここまでしても転送画質はいまひとつなんです。デモ映像の鮮明さを期待すると大きく裏切られます。元の録画品質にもよるのでしょうが、もっと美しくエンコードできないのでしょうかね。ま、これはウォークマンの責任ではありませんが。


(5)iPodと比べて
前にも言いましたが、iPodやiPhoneと比べてはいけません。あれは最高の汎用機です。音は悪いですが、ネット端末、アプリ端末としてめちゃ楽しいです。他方、ウォークマンは最高の専用機を目指している・・ようです。(若干のぶれはありますが)でも、いずれワープロ専用機が絶滅したように、みんなiPhone/iPodの方向に行くんじゃないでしょうか。ソニーさんもAndroidにPSPにウォークマンを合体させてくださいよ。


(6)総論
なんとなく、項目毎にケチを付けてしまいました。その上、個人的にも語学学習などで旧機種を使い続けるため、新型の出番は出張時限定とするつもりです。そのため、今回の購入の、投資効果は微妙です。(^^ゞ

どうやら、持てるエネルギーを音質向上に使い切り、従来の一部の機能(プレイリスト作成やノイズキャンセルのOnOffスイッチ、各種シャッフル)を維持する気力がなかったのでしょう。技術的やコスト的な障害(いいわけ)もあったのでしょうが、それをこだわりの技術力で突破する執念は、今のウォークマン部門に無くなったようです。

ただ、画面の美しさは驚異的ですし、音も綺麗なので、使い方によっては非常によい買い物になると思います。・・説得力ないかな、でも本当に美しい音ですよ。ぜひ店頭でおためしください。

以上、信者からの推薦の辞でした。

タグ:Walkman
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