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失われたPALMをもとめて [情報端末]

iPod touch持ちとなりました。

ソニー教ウォークマン派の私ですが、宿敵iPod Touchを入手しました。一応、現行モデルの16Gです。
でも、目的は音楽を聴くことではなく、『PALM後継機を探す』ためです。

皆さんパーム(PALM)って知っていますか?

PALM V。初期のモノクロモデルですが、小型で美しいフォルムは今でも通用します。テキパキ動くんですよ10年前、日本でも局所的に一世を風靡した携帯情報端末(PDA)です。IBMへのOEM供給やSonyの互換機参入もあり、一部の熱烈なファンに支えられつつ、ライバルの純国産ザウルスや、ビルゲイツWindows系と互角以上に渡り合い、(PALMユーザーの見解では)勝者となりました。しかし、国内のPDA市場自体が縮小してしまったため、国内販売はソニーの撤退とともに4年前に終了し、いまでは語り継がれるだけの幻の存在となりました。

残された多くの民は、PALMの復活を待ちつつ、ディアスポラさながら全世界各地に散りました。ある者は旧式を修理しつつ、ある者は米国からPALM機を輸入し、ある者はWindowsMobile携帯に下り、私も、PALM、Workpad、Clie、PALM TXなど、乗り継いで、ついにウィルコムZero3シリーズに移行しました。


ユーザーがPDAに求めていたことは、宗派によって違うでしょうが、私は「一元化されデータをいつでもどこでも参照できること」でした。OUTLOOKやその他のアプリと同期してスケジュール/アドレス/メモや簡易データベースなどの最新版を持ち歩けることは、とても便利なことでした。

PALM後期の名機、クリエTH55 カラーの大液晶、壊れるまで使いました。この路線が続いていれば、iPhoneの先を行けたのではと、残念に思います。それに加え、PALMでは、ハードウェアボタンとタッチパネル液晶を利用してテキパキ軽快に動くこと。そして、全世界各地の愛好者が作成した素晴らしいアプリがたくさんあること、という魅力があり、ユーザーの支持を集めたと思います。

しかし、PALM機が日本市場から消えて4年経ち、PALM陣営の捲土重来を待つ(※米国ではPalm Pre という新型が登場したようです。docomoかauと契約してくれないかなぁ~))より、電話やネットとセットになった現行の情報端末を使う方が現実的に思えてきましたつまり、ザク~ゲルググの後継としてハイザックを待つより、手近のガンダムMkII、ということですね。(違う!)

繰り返しになりますが、従来から求めるのは次の3点。
 (1)データをパソコンと共有していつでも参照できること。横断して検索がしやすいこと。
 (2)様々なアプリが用意されており、追加することで機能が補完できること。
 (3)軽快にテキパキ動くこと。
それに、新たに電話ネット機として
 (4)電話&ネット機能として、優れた機能があるか?

今使っているWindowsMobile機のWZERO3では、OSの制約のせいか、(3)の軽快さが今ひとつです。(4)も速度と範囲の点で、PHSの限界があります。そのため、Palm後継候補として、(1)ソフトバンク陣営のiPhone3GS または (2)ドコモ陣営のBlackBerry Bold を研究しようと思ったわけです。

しかし、試しに回線契約するわけにもいきません。そこで、まず無線LAN環境下でiPhoneとほぼ同等の性能をもつ、iPod touchを試してみることとし、冒頭の「iPod Touch入手宣言」となりました。

これから、いじってみようと思います。比較は、旧型PALMおよび現行のWILLCOM03となります。
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